来年1月スタートのドラマ「大奥」(フジテレビ系)に出演する、女優の栗山千明(39)。演じるのは、大奥の女性たちを束ねる大奥総取締役・松嶋の局(まつしまのつぼね)。フジテレビの編成担当者は「栗山さんが持つクールなビジュアルは牢獄である大奥の厳しさと恐ろしさを体現する松島の局のイメージと合致します」と起用理由をリリースで述べている。一方、栗山も「(視聴者に)嫌われる覚悟で精一杯務めたいと思います」と意気込みを語っていた。
「栗山さんと言えば、黒い長髪がトレードマークでしたが、今年10月に放送された主演ドラマの役作りのために25㎝ほどバッサリとカットし話題になりました。5歳くらいから、髪を短くしたことがなく、自分でも新鮮だとドラマの記者会見時に話していました。SNSでも『ショートへアも似合う』『イメージが変わってイイネ』とおおむね、肯定的に受け止められていましたね。10代でデビューした頃からロング黒髪・前髪ぱっつんのいでたちだったため、その姿をずっと引きずる視聴者も多く、アラフォーなのにまだ少女イメージを抱く人もいるほどでした」(テレビ情報誌の編集者)
栗山といえばクールビューティーのイメージが強いが、それは世間が勝手に作り上げたもの。インタビューで彼女は、10~20代はそれが「強み」だったが、「30代になって無理をしなくなってきたので自然と素が出るようになってきた」と心境の変化があったことを語っている(「ORICON NEWS」21年4月2日)。