12月12日、水田信二と川西賢志郎のお笑いコンビ・和牛が来年3月で解散することが発表された。このニュースは多くの人に衝撃を与えた。
あくまで雑な一般論だが、お笑いコンビが解散するときには「仕事がない」「お金がない」のどちらか(または両方)であることが多い。仕事があって収入も得られているのであれば、わざわざ解散をする必要もないからだ。
それぞれが個人としてタレント活動をしていて、コンビで仕事をする機会はほとんどなく、開店休業状態であるとしても、正式に解散はしていないというケースはいくらでもある。
仕事や収入が十分ではなく、コンビとしての未来に自信が持てないからこそ、解散を選ぶことが多いのだ。
和牛は「漫才」が売りのコンビ
和牛は『M-1グランプリ』で5年連続決勝進出、3年連続準優勝の実績を持つ実力派漫才師であり、人気も知名度も実績も十分あった。しかも、和牛は何と言っても「漫才」が売りのコンビである。漫才師としては同業者の憧れや崇拝の対象になるような存在だった。
一般的なイメージでは、解散する理由はないように見える。だからこそ、多くの人が解散発表にショックを受けたのだ。