徹子「こちらお父様?」
私「はい」
徹子「こちらがお母様?」
私「そうですね」
徹子「で、お姉様が三人?」
私「はいはい」
徹子「……この男の方はどなた?」
私「私です」
徹子「うそ、ほんと?」
私の家族写真だからです。私のゲスト回だからです。ひょっとして不満? ……替えろ! 今すぐ徹子のお眼鏡にかなった川上家の長男を連れてこい! で、オレの代わりに今後のめんどくさそうなコト、全部やってくれ!
私「ところでここ(徹子の部屋)は家賃いくらぐらいですか?」
徹子「………(笑)」
ここでCMへ。
笑ってたけどちょっとムッとしてたかも。どうやら賃貸じゃないらしい。失礼しました。
私「浅草とか行きますか? 徹子さん?」
徹子「私、山の手育ちなのでね。子供のころから親に『浅草行くと◯われるから行っちゃダメ』って言われたんです、ふふ」
ここは流石に放送されてなかった。徹子のナチュラルボーンプリンセス感、サイコー。
徹子「夢や目標はおありですか?」
私「死ぬ最期の日まで寄席の高座に上がりたいですね」
徹子「じゃ私その落語、聴きに行きますね」
私「…………………ぜひ! お元気で、いて、くださいねっ!」
徹子「………あら、私、あなたより年上だったわね!」
全然問題なし! ぜひ来てください! お待ちしてますよ!
あのかんじだと、徹子、来るね。来る。きっと来る。徹子は来る。
スタッフさんに聞いたところ、「徹子の部屋」の初回ゲストは坂上田村麻呂だそうだ。平安時代の征夷大将軍。それ以来、国内外問わずあまたのスターが軒並み「徹子の部屋」を訪れているのです。
ちなみに徳川家康は計八回出てるみたい。
征夷大将軍に任ぜられて江戸幕府を開いた直後の回が最後の出演らしい。