家康「ええ、不思議なね。スッと現れて、何にも言わずに座ってるなと思ったら、まぶたに目が描いてあってね、寝てるんですね。『千さん、何やってんですか?(笑)』って聞いても、何にも言わずにただニヤニヤしてる」
徹子「うふふ」
家康「お弁当に入ってるバランってあるでしょ? あの作り物の草の形をした仕切り。アレを集めてるんですよ、あの人。『それくれない?』って私のも持っていっちゃう。洗ってファイルしてるって(笑)。変わってますよね」
徹子「ねぇ、そういう方。その千さんのマネがシリーズで?」
家康「ええ、『朝起きて、あれが夢だったと気づいたときの千利休』とか『自分だけ注文が通ってなかったときの千利休』とか。一番評判がよかったのは『茶会に誰も来なかったときの千利休』ですかね」
徹子「『誰も』!? うふふ。お辛いでしょうね(笑)」
家康「本当にあったらしいんですよ。当人が言ってました。何かの手違いで。『いやー、あんときはむしろ笑っちゃったね!』って。そういうときに限って高いお菓子発注してたりして。仕方ないから食えるだけ食って、余った菓子を隣の犬にやっちゃったら毎日犬が催促に来るようになったって。『犬にもワビサビがわかるんだねー』って。またあの人が言うと可笑しいんですよ(笑)」
徹子「笑っちゃいけないけども、うふふ。そのモノマネ……」