11月22日、『女芸人No.1決定戦 THE W 2023』の決勝進出者が発表された。
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過去最多の863組が挑んだ今年の大会でファイナリストに選ばれたのは、あぁ~しらき、エルフ、スパイク、ハイツ友の会、はるかぜに告ぐ、紅しょうが、変ホ長調、ぼる塾、梵天、まいあんつ、やす子、ゆりやんレトリィバァの12組。
年齢・芸風・知名度もそれぞれ違っていて、実にバランスの良い顔ぶれとなった。決勝は12月9日に行われる。
漫才の大会『M-1グランプリ』やコントの大会『キングオブコント』に比べると、女性芸人限定のお笑いコンテストである『THE W』は、後発ということもあって世間の注目度もまだまだ低く、あまり話題になっていない。
また、お笑い界は男性が圧倒的多数を占める男社会であり、男性芸人の存在感が大きい。そのため、少数派の女性芸人は世の中からも軽く扱われてしまいがちなところもある。
出場者に価値のあるコンテスト
しかし、『THE W』という大会には独特の存在意義があり、出場する芸人にとっても価値がある。この手のお笑いコンテストでは、優勝したり決勝に出て活躍したりすると、それをきっかけにして仕事が増えたりすることがある。
その側面から考えると、『THE W』王者のその後のブレーク実績は、ほかの大会と比べても決して見劣りしない。