メイン画像
この記事の写真をすべて見る

向こう1か月の北海道は、気温の変動が大きくなります。期間を通しては平年並みが高くなりますが、2週目は平年並みか平年より低くなり、低気圧や寒気の影響を受けやすくなる見込みです。

1週目(11月4日~10日) 気温の変動大 荒れた天気となる日も

画像A

今日(2日)、札幌管区気象台から向こう1か月の見通しが発表されました。

この期間は低気圧が短い周期で北海道付近を通過するでしょう。明日3日(金)は寒冷前線が通過し、さらに6日(月)から7日(火)は低気圧が発達しながら北海道付近に接近、通過する影響で、全道的に雨が強まり、大雨となる恐れもあります。強い風を伴って横なぐりの降り方となり、大荒れの天気となる恐れがあります。

また、低気圧が接近する際は暖かい空気が入りますが、低気圧の通過後は上空に冷たい空気が入り、気温の変化が非常に大きい1週間となります。

札幌では明日3日の最高気温は20度を超え9月下旬並みの陽気となりますが、明後日4日の最高気温は3日と比べて一気に10度も低くなります。さらに、5日の最低気温は2度まで下がるでしょう。

画像B

2週目(11月11日~17日) 寒気の影響を受け、気温は平年並みかやや低くなる

この期間は全道的に低気圧の影響を受けやすく、特に日本海側やオホーツク海側では寒気の影響も受けやすくなります。

平年に比べて曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側でも平年に比べて晴れる日が少ないでしょう。また寒気の影響で気温は平年並みか平年より低めに経過します。

北海道ではこれまで平年より気温の高い傾向が続き、季節の歩みは足踏み状態となっていましたが、この期間は一気に季節が進みそうです。

3~4週目(11月18日~12月1日) 例年通り初冬の天気傾向へ

月の後半も気温はほぼ平年並みに経過する見込みです。例年通り初冬の天気傾向となるでしょう。

日本海側やオホーツク海側は平年同様曇りや雪または雨の日が多く、一方、太平洋側では平年同様冬晴れとなる日が多いでしょう。

日本海側では平地でも次第に積雪となる日が増えてきます。朝の気温は氷点下となり、特に冷え込んだ朝は平地でも路面の凍結する日がありそうです。暖房を使用する機会も増えてきますので、火の取り扱いにも注意が必要です。

暮らしとモノ班 for promotion
2024年の「土用の丑の日」は7月と8月の2回!Amazonでおいしい鰻(うなぎ)をお取り寄せ♪