FUJIWARAの藤本敏史(52)が「当て逃げ事件」を起こし、芸能活動を自粛してからまもなく1カ月になる。先輩からも後輩からも親しまれていた“フジモン”は、いわゆる「ガヤ芸人」として多くのバラエティー番組で活躍してきた。自粛を発表した翌日にオンエアされた「プレバト!! 3時間SP」(TBS系)では、「この放送は9月8日に収録しました」とのテロップ入りで藤本のシーンをカットせずに放送。ほかのバラエティー番組でも、藤本の出演シーンに注釈テロップを入れて放送するケースが続いた。
「『水曜日のダウンタウン』や『お笑い向上委員会』なども出演シーンをカットされず放送されました。『あちこちオードリー』はメインのゲストだったので、さすがにお蔵入りかと思われましたが、事故の相手方にケガがなかったということもあってか、そのまま放送されました。フジモン本人は“レギュラー0本”をネタにしていましたが、今回の一件で『ここまで売れっ子だったのか』と驚いた人も多かったと思います。彼の“ガヤ”は番組を確実に盛り上げるので、平場では絶対にいてほしい芸人の一人です。大人数のバラエティー番組ではフジモンさんが映ってなくても、ガヤを入れたときの声だけが入ってしまうので、その声だけをカットするのは事実上不可能だと判断。早々と注釈テロップで対応すると決めた番組もあったそうです」(お笑いに詳しい放送作家)