眞子さんが結婚するまで、プリンセス姉妹の服装は、双子のように似ていた。
成年の祝賀行事では、ティアラとともに正装の白いローブデコルテにジャケットを羽織った正装がお披露目された。このときも姉妹共にお姫様のような華やかで可愛いデザインで、とてもよく似た雰囲気だった。
宮殿行事や晩さん会で着用する日中の正装ドレスであるローブモンタントや、宮中晩餐会の夜の正装ドレスであるローブデコルテも、色違いのおそろいのような印象だ。
「帽子やドレスのデザインもほぼ同じで色味だけ少し変えてらっしゃる。おでこを斜め半分出した、長い髪型もほぼ同じです。一方で、たとえば宮殿行事などで紀子さまを含む3方が似たデザインのドレスですが、ピンク、水色、白といった色味の違うドレスで並ばれると溜息が出るほどの存在感が出ます」(石原さん)
たとえるならば、色違いの制服のような視覚的な美しさが増す効果があるのだという。
2021年10月26日、結婚した眞子さんと秋篠宮ご一家が、御仮寓所前でお別れをした場面。眞子さんをハグした佳子さまは、姉のものだった濃い緑のスーツに身を包んでいた。