「生き物好き」で知られる秋篠宮家の長男・悠仁さま。皇室ゆかりの上野動物園や自然豊かな赤坂御用地などで、たくさんの生き物たちに触れながら、興味関心を育んできたようだ。そんな生き物との触れ合いの様子をたどってみると、一般公開された写真に「ナゾの生物」が見え隠れしていた……。
【写真】悠仁さま、佳子さま、眞子さんの背後に潜む「ナゾの生物」はこちら!
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ふわふわした毛並みの白い大型犬。その大きな背中に、秋篠宮家の長男・悠仁さまが手を伸ばしている。その様子を、秋篠宮ご夫妻と長女の小室眞子さん、次女の佳子さまが、やさしくほほ笑みながら見守っている。
2008年8月末、満2歳の誕生日を前にしたご一家の光景だ。
秋篠宮ご一家は、長野県軽井沢町に滞在する天皇ご夫妻(当時)と合流し、和やかなひとときを楽しんでいた。
悠仁さまは、ホテルのオーナーが飼っている大型犬のヘンリーに興味津々。フワフワの背中にゆっくりと触れると、ご夫妻を振り返ってうれしそうに笑った。
皇室と動物、と聞いて思い浮かぶのは、東京・上野公園にある「恩賜上野動物園」。
「恩賜」という冠がつく通り、1886(明治19)年から1924(大正13)年まで宮内省が所管していた動物園だ。上皇さまや天皇陛下、秋篠宮さまも、幼いころから遊びに来ており、そして悠仁さまも何度も訪れている。
元園長の小宮輝之さんによると、悠仁さまは3歳を迎えた2009年の秋、ウサギなどの小さな動物に触ることができる園内の「子ども動物園」に遊びに来た。
最初はおそるおそるだったが、すぐに慣れて担当の職員に、
「どうやって持ちますか」
と尋ねながら、ひざの上にウサギを乗せて優しくなでたり、ハツカネズミにサツマイモをあげたりしていたという。
「ウサギやモルモットの抱っこが楽しかったようで、ヤギやヒツジも『抱っこする』とご自分よりも大きい動物の体にしがみついて離れないので、ハラハラしました」(小宮さん)