見やすさ、使いやすさ、自分にとって心地よいかを無視できる人も存在する。ネットでは「使いづらいけど、コストが安いから許す」「NISAは放置で頻繁に見なくていいから見づらくてもOK」などの意見が見られる。

 果たしてそうだろうか。ぴったりのたとえば思い浮かばないが、洋服なら着心地よくデザインが好みで、かつ「そこそこお手頃な価格」のものを選ぶだろう。資産が大きくなるほどコスト差は無視できないという説はごもっともだが……。

 さて、入手した画像を公開しよう。今回はネット証券の中でも2大人気のSBI証券楽天証券の開発中画像だ。

 まず、SBI証券の新NISA画面はシンプルで数字が見やすい。上級者にも好まれそうなスッキリしたイメージ。

SBI証券はシンプルなデザインで数字くっきり(開発中の新NISA画面)
新NISAでも「投資信託パワーサーチ」で検索。コストやリターンで並べ替え、CSVダウンロードも可

 楽天証券はグラフを多用し、直感的にもわかる仕掛け。初心者に好まれそうなデザインだ。

グラフを多用し、視覚的に見やすいデザインが楽天証券のよさ(開発中の新NISA画面)
「投信スーパーサーチ」の使いやすさに定評。つみたて投資枠、成長投資枠、クレカ決済1%ポイント還元など欲しい条件でズバッと探せる(開発中の新NISA画面)

 さて、あなたのお好みは?

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編集/綾小路麗香、伊藤忍

※『AERA Money 2023秋冬号』から抜粋

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