誤解を恐れずに言えば、月に一回、彼らが会って本音を交わすこの企画は、お互いにとっての公開カウンセリングのようなものだと感じた。定期的に自分の考えを整理して、感覚を修正していく。半年間のカウンセリングを経て、2人がどう変わったのかを見届けるドキュメンタリー的な側面もあった。
番組名の「LIGHTHOUSE」は「灯台」という意味。総合演出の佐久間宣行氏が「悩める人々の明かりを照らす灯台でありながら、自分たちの足元は暗そう」という2人への印象から命名したものだ。
たしかに灯台の下は暗い。しかし、星野と若林という2本の灯台は、お互いの足元を少しは照らせたのかもしれない。(お笑い評論家・ラリー遠田)