☆第2位
Google/Nexus 9 Wi-Fiモデル 16GB
画面の大きさやスペックからiPad Airとよく比較されるが、Air2の実勢価格が5万2000円であることから、こちらを選択するユーザーは多い。iPadより使いやすいと定評のある「Google 日本語入力」が標準搭載されており、Googleアプリも多彩なことからアドバンテージも高いだろう。旧タイプのNexus7よりサクサクと動作する上、OSのアップデート保障があるので安心感がある。iPadに比べると薄さやデザイン性でやや見劣りがするものの、Air2より一回り小さいサイズや液晶の奇麗さからこちらを2位とした。
<基本スペック>
OS:Android 5.0 L
画面サイズ:8.9インチ
CPU:Tegra K1 デュアル Denver/2.3GHz
記憶容量:16GB
サイズ(W×D×H)・重量 153.68×7.95×228.25 mm・425g
バッテリー駆動時間:最長9.5時間
実勢価格:4万1000円
☆第1位
ASUS/MeMO Pad 7 (ME572CL)
単色が多いタブレットにしては珍しく4色展開なので女性にも人気が高い。また、iPad mini 2より20mmほどスリムで軽いため、片手での操作も疲れない。液晶ディスプレーは1920×1200ドット(WUXGA)、しかもIPS液晶なので、角度を変えても綺麗に見える。何より先に紹介したXperia Z3 Tablet Compactとほぼ同じスペックながら3万円ほどで買えるのが魅力だ。その低価格にもかかわらず、カバーの開閉で電源状態を管理する、マグネットスリープを搭載している。Intel製のAtomプロセッサを採用しているので、ゲームや動画再生もスムーズだ。通信機能についてはWi-Fiの他、データ通信SIMカードに対応する「SIMフリー」となっている。
<基本スペック>
OS:Android 4.4.2
画面サイズ:7インチ
CPU:Atom Z3560/1.83GHz
記憶容量:16GB
サイズ(W×D×H)・重量 114.4×8.3×200 mm・279g
バッテリー駆動時間:最長11時間
実勢価格:3万2000円
最近は、電車の中でタブレット端末を使っている人が少なくない。そうなると、やはり軽さは重視せざるを得ないだろう。今回選んだものは、どれも軽い。あとは、使う人のライフスタイルに合った端末を選んでほしい。
※実勢価格は、比較サイトや量販店の店頭価格を参照し、一般的に入手できる値段(底値ではなく大勢の店舗がつけている価格)に設定している。
(ライター・中森勇人)