そうでなければ「えっ、ぼくたち結婚するの? 結婚するには何が必要なんだろう?」と考えているうちに時間だけが過ぎていくことに。いわゆる『長すぎた春』ですね。私の知り合いのブラジル人男性は「2年間付き合って結婚する気にならなかったら別れるのが礼儀だ」といっていました。
恋愛の延長線上にある結婚と結婚前提の付き合いの違い
人それぞれに独自の結婚観があり、恋愛の延長線上に結婚があるのと、結婚という形の継続を重視するのとでは、引き寄せの方向性がまったく違います。自分の結婚観をビジョンとして明確にしておくこと。明確であればあるほど、相手の結婚観との相違点や共通点がよりはっきりし、結婚相手にふさわしいかどうか判断できるようになります。
結婚観を明確にイメージすると引き寄せ力が強くなる
意外と多いのが、「結婚したい」といいつつも結婚のイメージがまったくわいてこない……というケース。それだと引き寄せが弱いので、イメージトレーニングをおすすめします。“すでに結婚している”という前提で映像化するのがポイントです。
おもしろいことに、実際に眼球を使ってリアルに「見える」のも、頭の中だけで想像して「見える」のも、脳の情報処理の過程には共通点があります。願望実現テクニックとしてしばしば紹介される『ビジュアライゼーション(視覚化)』は、自分の願望が実現する様子を映像として思い浮かべるというもので、まさに「実体があってもなくても見える」という脳の情報処理のしくみを利用しています。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)