(写真はイメージ/GettyImages)

 婚活サイトで出会った相手と短い交際期間でゴールインしたりする人たちがいる。かつては、芸能人の交際ゼロ日婚が相次いで、話題になった。結婚前の交際期間が短いことには懸念の声が上がることもあるが、脳内科医で、「脳の学校」の代表や加藤プラチナクリニックの院長も務める加藤俊徳(かとう・としのり)さんは、「脳のしくみからすると、結婚前の交際期間の長さに関係なく愛は育つ」という。加藤さんは「恋愛の延長線上の結婚と結婚前提の付き合いは、引き寄せの方向性がまったく違います。婚約指輪の購入、実家への挨拶…と多くの手順を踏めるのは結婚の予定があるからこそ」と話す。加藤さんが監修した『脳ドクターが教える 脳とココロの引き寄せルール』(朝日新聞出版)から、結婚を現実へと引き寄せる方法を抜粋して紹介する。

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 脳のしくみからすると、結婚前の交際期間の長さに関係なく愛は育ちます。ですから、幸せな結婚をするために必ずしも恋愛を経る必要はありません。

 お見合い結婚のように、最初から結婚前提で付き合い始めるほうが結婚できる確率は高いです。脳の中で「結婚する」という選択がすでになされているため、そこへ向けての行動が起こしやすいからです。

恋愛結婚したいなら結婚のタイムリミットを決めておく

 恋愛結婚の場合は、交際期間中からタイムリミットを決めておくことが大切です。婚約指輪の購入、実家への挨拶、婚姻届の提出、式場探し等々、多くの手順を踏むことができるのは、結婚の予定があればこそ。

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リミットを決めないと『長すぎた春』になるかも