嫉妬する人は「暇な人」
嫉妬しない人の特徴として、もうひとつ挙げられるのが「やることがある」ということです。人間は、やるべきことがなくなると(ネガティブな)感情が働き始めます。“ヒマだから悩む”というのが脳のしくみなんです。ただ座っているうちは嫉妬心が膨らんでいく一方ですが、体を動かして行動し始めると嫉妬が消えて、あんなに落ち込んでいた自分がバカバカしく思えてきたりもします。自分の脳がもっと別なことを考える目的があれば、脳は嫉妬に暇を与えないのです。
嫉妬しないために「運動」する
ですから、嫉妬心をなくすには運動系脳番地を使うのがいちばん早いです。家を隅から隅まで掃除する、ひとり旅に出る、筋トレを始めるなど予定をたくさん入れて、脳を忙しくさせてあげましょう。
この世の中は、各種広告をはじめ嫉妬をあおるような情報であふれています。情報操作による価値観に縛られて「嫉妬させられている」可能性もあるということを知ってください。人と比べず自分の価値観だけで判断しましょう。「なぁんだ、取り合うほどのヒトじゃない」と気づくかもしれませんよ。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)