ハグするヘンリー王子(撮影=上田耕司)

 イギリスのヘンリー王子が来日し、8月9日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた国際スポーツ振興協会(ISPS)のイベント「スポーツの力 特別サミット」に出席した。メーガン妃は来ておらず、以前からうわさされる「不仲説」や「別居生活」にも注目が集まった。ちなみに、左手の薬指にはしっかりと金色の指輪が輝いていた。

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 会場の入り口に向かうと、セキュリティーは厳重だった。赤いベレー帽をかぶったスタッフに、運転免許証やパスポートなど顔写真入りの身分証を見せた後、空港のようにズラリと並んだ金属探知機のゲートを通り、カバンを開けられ手荷物検査を受けた。

 王室を離れているとはいえ、もしもヘンリー王子の身に何かあれば日英の外交問題にも発展しかねない。当然と言えば当然。会場には約3千人余りのパイプ椅子が用意され、見た限り満席状態だった。

 イベントは3部制で、ヘンリー王子が登壇するのは最後のパネルディスカッション。進行役をISPS会長の半田晴久氏が務め、王子のほか、世界的なポロ選手や元ラグビー選手ら5人が、慈善活動とスポーツなどをテーマに意見を交わすというもの。

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大谷百合絵

大谷百合絵

1995年、東京都生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。朝日新聞水戸総局で記者のキャリアをスタートした後、「週刊朝日」や「AERA dot.」編集部へ。“雑食系”記者として、身のまわりの「なぜ?」を追いかける。AERA dot.ポッドキャストのMC担当。

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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