イギリスのヘンリー王子が来日し、8月9日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれた国際スポーツ振興協会(ISPS)のイベント「スポーツの力 特別サミット」に出席した。メーガン妃は来ておらず、以前からうわさされる「不仲説」や「別居生活」にも注目が集まった。ちなみに、左手の薬指にはしっかりと金色の指輪が輝いていた。
会場の入り口に向かうと、セキュリティーは厳重だった。赤いベレー帽をかぶったスタッフに、運転免許証やパスポートなど顔写真入りの身分証を見せた後、空港のようにズラリと並んだ金属探知機のゲートを通り、カバンを開けられ手荷物検査を受けた。
王室を離れているとはいえ、もしもヘンリー王子の身に何かあれば日英の外交問題にも発展しかねない。当然と言えば当然。会場には約3千人余りのパイプ椅子が用意され、見た限り満席状態だった。
イベントは3部制で、ヘンリー王子が登壇するのは最後のパネルディスカッション。進行役をISPS会長の半田晴久氏が務め、王子のほか、世界的なポロ選手や元ラグビー選手ら5人が、慈善活動とスポーツなどをテーマに意見を交わすというもの。