「科学漫画サバイバル」シリーズ初の体験型イベントが現在、大阪市住之江区の大阪南港ATCホールで開催中。不時着した飛行機からシューターを使って脱出したり、夜のサファリパークで不気味な動物に驚いたり、巨大な虫に立ち向かったりと、リアルなサバイバル体験ができるイベントは、家族連れで大にぎわいだ。イベントに「特別協力」として参加している「科学漫画サバイバル」シリーズの編集部も参戦。写真と合わせて全エリアを徹底レポートする。
【写真】襲いかかる熊に巨大カブトムシ!イベント「絶体絶命!?キミたちのサバイバル」を写真で体験
スクリーンに現れたのは見上げるほど巨大な虫たち。今にも飛び出してきそうだ。「エイッ」「ソイヤッ」。立ち向かう子どもたちは、かけ声もにぎやかにボールを投げ、身長の倍ほどもあるカマキリやバッタ、カブトムシなどと必死に戦う。果たして、無事に生還できるのか……?
これは、「昆虫世界のサバイバル」エリアのアトラクション。夏休みに虫とりに出かけた草むらで不思議な光を浴び、体が小さくなってしまう、という設定がそのまま再現されている。今年15周年を迎え、累計1350万部を突破した「科学漫画サバイバル」シリーズ初の体験型イベントとあって、会場には初日から、多くの家族連れが詰めかけている。
広大な会場スペースには、「新型ウイルス」「台風」「宇宙」など、シリーズ10作品の世界観を再現した体験型コンテンツが並ぶ。会場を入るとすぐ、ジオ、ピピ、ケイなどの人気キャラクターに加え、今夏、デビューしたばかりの『昆虫世界のサバイバル』改訂版の新キャラクター、ダイヤ、キュリ、マーレが出迎えてくれる。
「昆虫世界」に20回以上チャレンジしたという大阪市福島区の男の子(9)は、虫たちとの戦いで汗だく。肩で息をしながら「学校の図書館で、サバイバルは一番人気だよ」と話すと、もう一度バトルするために駆け出して行った。