21日のイベント「CANDLE NIGHT TOKYO」でのキャンドル・ジュン氏。画像の一部を加工しています(撮影/上田耕司)
21日のイベント「CANDLE NIGHT TOKYO」でのキャンドル・ジュン氏。画像の一部を加工しています(撮影/上田耕司)

 W不倫騒動の渦中にある広末涼子(42)の夫で、アーティストのキャンドル・ジュン氏(49)は21日、東京・代々木公園でイベント「CANDLE NIGHT TOKYO」を開催した。緊急会見を開いた18日以来、ジュン氏は初めて公の場に姿を見せた。初夏の夜空にロウソクの灯火が光るなかで、ジュン氏に今の胸中をたずねてみた。

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 18日の記者会見で、ジュン氏は「彼女にわからないように相手のところに行き決着をつけた」「相手方と示談をした」など、以前に、広末が鳥羽周作氏以外の男性とも不倫疑惑があったことを明かした。それ以降、その男性とは誰なのかと推察する報道も多く出た。

 それを意識してか、この日のイベントでは来場者を前に「今日は余計なことをしゃべらないって決めていましたけれども」と、前置きしつつもこう語り始めた。

「たくさん、いろんなメッセージをもらいました。だから、やっぱりその人たちと約束しなきゃ、死んじゃダメだと。自分はあの日よりも強くなりました」

 先日の会見では鳥羽氏から謝罪がないことなどに憤っていたジュン氏だが、この日は少しトーンが変わっていた。

「でも、もう離婚だとか謝罪だとかどうでもいいんです。子どもたちのことだけを何とかしたい。自分の奥さんに一刻も早く平穏な気持ちを取り戻してもらいたい。それだけなんです」

 そして、今の心中をこう語り始めた。

「今もたぶん、週刊誌の人とか来てると思います。週刊誌の人、嫌いじゃないんです。ただ、自分の心に正直になってもらって、自分もこの平和な時間をつくっている一員として考えてもらいたいんです。自分(ジュン氏)がやっていることは、売名行為です。この腐った日本の世界を変えるための売名行為です」

 ジュン氏が言う「売名行為」とは不倫騒動も逆手に取って自分自身が有名となり、平和を祈るキャンドルイベントをもっと世界中に知らしめたい、という意味が込められているようにも感じた。

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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「今はセンシティブな時期なので…」