アルコールを摂取すると体の中心が冷えて、内臓脂肪もなかなか取れなくなってしまいます。内臓脂肪が取れなければ皮下脂肪も取れないので、やせにくくなるんです。

 でも、付き合いでお酒を飲むこともありますよね。その場合は、2倍の水で補ってリセットするようにしましょう。お酒はやせたあと飲めばいいじゃないですか。お酒でさえも、自分で燃焼できる体を作ったら飲めるようになりますよ。

■むくみやすい人こそ水を摂りましょう

 水分をとるとむくむからとりたくないという人は結構多いのですが、むくみの原因の多くは過労とストレスです。肝機能が低下してしまうと臓器が処理できなくなり、体も膨らんだ状態になりやすくなります。顔がパンパンに腫れたりするのはまさにこの状態です。

 インスタント食品やコンビニのお惣菜などもむくみやすい添加物や塩分が多く入っているので要注意。実はむくんでいる人こそ、もっと水分をとったほうがいいんです。たくさん水分をとることで、体のつまりを流すことができますよ。

 口からとった水分は、体内をめぐって最後にリンパに補給されています。水を控えるとリンパまで水がいかず流れが悪くなって、むくみやセルライトがどんどん増えていきます。

 二の腕が太いのが気になるという女性が多くいますが、たいていが脇のリンパがつまっているせいです。自分の体の中で気になる部分があったら、その周りを揉んでリンパを流してみましょう。もちろん、その分水をたくさんとるのを忘れずに。

■「朝起きたら、まず水を飲む」を習慣にする

 人間の血液は75%が水分でできています。水分が足りなくなると血液はドロドロネバネバになってダイエットに悪影響がでるだけでなく、生活習慣病につながる可能性もあります。

 血液が1日のうちで1番ドロドロになるのが、起床時。寝ている間は水分が補給されないためです。ドロドロの血液をサラサラにするためにも、朝起きたらまず水を飲みましょう。起きがけにごくごくたくさん飲むのが正解です。

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寝起きに水が飲めないのはつまっている証拠