信託期間は目論見書に書かれている。ここが20年超もしくは無期限(「有価証券届出書の提出により更新される予定です」等の表記も含む)なら大丈夫。

 毎月分配型に関しては、目論見書の「収益分配方針」の項目に「毎月」という言葉があるかないかで判断できる。

 毎月分配と書かれているが年10回しか分配しなかったなど「結果」の話は関係ない。

 高レバレッジ型は「ヘッジ目的以外でデリバティブ(金融派生商品)を活用したもの」が買えない。

 わかりやすくいうと投資対象の2倍、3倍の値動きをするようなものが対象外だ。

 2021年に流行した投信の「レバナス」(通称)はNG。東証ETFでも、海外ETFでも、レバレッジ型は買えない。

編集/綾小路麗香、伊藤忍

※『AERA Money 2023春夏号』から抜粋

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。「AERA」とアエラ増刊「AERA Money」の編集担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などの経済関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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