きょう22日(月)は、上空の寒気の影響で、大気の状態が不安定に。晴れても午後は天気の急変に注意が必要。関東など局地的に激しい雷雨の恐れも。また、北日本を中心に広い範囲で黄砂にも注意。
北海道や関東 午後は急な雷雨
きょう22日(月)、日本付近は緩やかに高気圧に覆われますが、上空に寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となる見込みです。
北海道は晴れ間が出ますが、昼頃から広い範囲で雨や雷雨があるでしょう。真っ黒い雲が近づいて、急に冷たい風が吹いてきたら、天気急変のサインです。急な雨や落雷、突風にご注意ください。
東北と北陸は、時々日が差す程度で、雲が広がりやすいでしょう。夜は雨の降る所があるため、お出かけの際は雨具があると安心です。
関東甲信は雲に覆われ、午後は広く雨や雷雨があるでしょう。内陸部を中心に、短い時間に激しく降る所もありそうです。ちょうど、通勤・通学の帰宅時間と重なる所もありますので、朝に雨が降っていなくても、お出かけの際は雨具をお持ちください。
東海から九州にかけて、午前中は晴れ間の出る所もありそうです。ただ、午後は曇り空に変わり、所々でにわか雨があるでしょう。雷を伴う所もありそうです。
沖縄は断続的に雨が降り、次第に南よりの風が強まるでしょう。雷を伴って激しく降る所もありそうです。
広い範囲で黄砂に注意
きょう22日(月)午前5時までに、朝鮮半島付近で黄砂が観測されています。このあと、北日本を中心に広い範囲で黄砂が飛来する可能性があります。黄砂による健康への影響を予防するには、主に次のポイントがあります。
① 最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。
② 黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。
③ 黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。
ムシムシする所も
最高気温は、北海道や東北で、きのう21日(日)より高い所があるでしょう。札幌は18℃、仙台は24℃の予想です。
一方、北陸から九州、沖縄にかけては、きのう21日(日)と同じか低い所が多いでしょう。東京都心と大阪は27℃、名古屋は30℃の予想で、少しムシムシするかもしれません。体に熱がこもらないように、通気性の良い素材の服装を選ぶと良さそうです。