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きょう17日、岐阜県揖斐川町では最高気温が35℃以上と、全国で今年初の猛暑日になりました。

全国で今年初の猛暑日

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きょう17日は、日本付近は高気圧に覆われて、朝から強い日差しが照り付けています。
さらに上空には7月並みの暖気が流れ込んでいるため、朝から早いペースで気温がグングン上がっています。

岐阜県揖斐川町では、午後2時50分までに、最高気温35.1℃を観測し、全国で今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)になりました。
岐阜県揖斐川町で5月に35℃以上を観測したのは、統計開始以来、初めてのことです。

なお、昨年、全国で初の猛暑日になったのは5月29日で、群馬県高崎市の上里見と栃木県佐野市で最高気温35.2℃を観測しました。

きょう17日は、最高気温が30℃以上の真夏日が続出していて、東京都心も今年初めての真夏日となりました。午後2時50分までに31.6℃まで上がっています。東京都心で5月中旬までに真夏日になったのは、2004年(5月11日)以来19年ぶりです。

あす18日も暑さとどまらず 内陸で猛暑日も

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あす18日も、関東や東海、東北では危険な暑さが続く見込みです。
特に、関東や東北の内陸部では35℃以上の猛暑日になる所があるでしょう。

多くの方が、体が暑さに慣れていない中、真夏並みに気温が上がるため、熱中症にかかるリスクが高まります。
あす18日にかけて、万全な暑さ対策を心がけて、熱中症に警戒してください。

暑さに弱いお年寄りやお子さんは、日中の外出時間を短めにするなど、暑さ対策を行ってください。

各地で熱中症相次ぐ 熱中症を引き起こす条件

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きょう17日は、各地で気温が上がり、熱中症で搬送される方が相次いでいます。
熱中症は、誰でも発症するおそれがあり、引き起こす条件は、大きく3つ挙げられます。

1つめは「環境による条件」です。その日の気温が高いだけでなく、急に暑くなった日や、熱波の襲来も危険です。また、湿度が高い、風が弱い、日差しが強いといった気象条件も、熱中症を引き起こします。締め切った室内や、エアコンがない所といった環境も、熱中症には特に注意が必要です。

2つめは「体による条件」です。高齢者や乳幼児、体に障害がある方は、周りの方が特に気をつけてあげてください。肥満や持病(糖尿病、心臓病、精神疾患など)のある方も、熱中症にかかるリスクが高まります。低栄養状態、脱水状態の方は、体にこもった熱を、効率良く体の外へ逃がせなくなるおそれがあります。二日酔いや寝不足などの体調不良でも、熱中症にかかりやすくなってしまいますので、ご注意ください。

3つめは「行動による条件」です。激しい運動をしたり、慣れない運動をしたりすると、体内で熱が発生しますが、その熱が体の中にこもったままだと、熱中症にかかりやすくなります。長い時間の屋外作業や、水分補給がしにくい状況も、熱中症を引き起こす原因になりますので、十分お気を付けください。

熱中症の応急処置

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。