「(殿堂入りするには)実績に加え、印象度も非常に重要になってくる。大谷の二刀流での活躍を考えれば反対意見は考えにくい。条件到達まではあと5年ほどあるが、よほどのことがない限り確実ではないか。グラウンド外での心配もない模範的選手なのも大きい」(スポーツ新聞メジャー担当)
素晴らしい成績を残しても殿堂入りをできない選手もいる。禁止薬物使用疑惑など、残した成績に疑問符がついている選手にも投票が集まらないケースもある。しかし大谷に関してはそこも全く心配ないと言ってもよいだろう。
これまで米国野球殿堂入りを果たしたのは342人。監督や審判などもそこに含まれ、選手として入るのは至難の業だ。日本人選手としては確実視されているイチローとともに大谷の名前は刻まれるのだろうか。
「メジャーで満足のいく結果を出して世界一になる。そして10年間プレーして条件をクリアした後に日本復帰してくれれば言うことなし。日本球界を盛り上げて欲しい。そうなれば日米両方での野球殿堂入りも夢ではない」(大手広告代理店関係者)
日米での野球殿堂入り。これまでも信じられないことを実現してきた大谷なら簡単にやってくれそうな気もする。