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 スマートフォンのゲームアプリは、パズルゲームが圧勝だった――こんな結果が、MMD研究所が行った「2014年スマートフォンゲームの利用実態調査」でわかった。対象は20歳以上の男女562人で、2014年12月11日から13日に行われた。

 具体的にどんなゲームで遊んでいるのだろうか。「2014年にハマったゲームアプリ」を尋ねた問いでは、回答数が多い上位3作品はすべてパズルゲームだった。「パズル&ドラゴンズ」(25.4%)が2位以下を大きく引き離してトップだった。次いで「ディズニー ツムツム」(12.5%)と「ぷよぷよ!! クエスト」(11.5%)となった。ジャンル別でみても、パズルゲームの人気が頭一つ抜けている。パズルゲームが37.0%でトップ。シミュレーションゲームが19.8%、育成・箱庭ゲームが16.2%と続いている。

 一方、男女でゲームアプリの楽しみ方に違いがあることもわかった。一週間に遊ぶ頻度を尋ねた問いでは、毎日遊んでいる人は46.1%(男性40.4%、女性52.1%)と半数ちかくに及んだ。「週5~6日」(全体12.5%、男性9.9%、女性15.3%)をあわせると、遊ぶ頻度は非常に高いといえる。同時に遊んでいるゲームのタイトル数を尋ねた問いでは、「1~2個」と回答した人が39.7%(男性33.0%、女性45.7%)でトップだった。2位は「3~4個」で33.2%(男性37.2%、女性29.5%)だった。

 男女で傾向を比べると、男性は複数のゲームを同時にプレイしているのに対して、女性はゲームのタイトルを絞り込んで楽しんでいることがわかる。

 パズルゲームが全盛期を迎えているが、今年はどんな作品が登場するのだろうか。ますますスマホゲームから目が離せない。