恋愛ゲームユーザーと非ユーザーの休日の過ごし方に対する回答をまとめたグラフ(サイバード提供)
恋愛ゲームユーザーと非ユーザーの休日の過ごし方に対する回答をまとめたグラフ(サイバード提供)
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恋人がいたことがある確率も、恋愛ゲームユーザーの方が多かった(サイバード提供)
恋人がいたことがある確率も、恋愛ゲームユーザーの方が多かった(サイバード提供)

 さまざまなタイプのイケメンと恋の駆け引きが楽しめる恋愛ゲーム。現実ではあり得ないような展開にドキドキしながらやっているけれど、友人には「非モテ系のオタク女子」などと思われそうで言いづらい。そんな恋愛ゲームユーザーを勇気づけるような調査結果が明らかになった。

 スマートフォン向け恋愛ゲームを運営するサイバード(東京都渋谷区)はこのほど、恋愛ゲームのユーザーは美容やファッションへの関心や恋愛経験値が高いという調査結果を発表した。

 この調査は、未婚女性(27歳~33歳)の恋愛ゲームユーザー、非ユーザーそれぞれ221人を対象とした。11月10日から13日にかけて、インターネットを通じて行った。

 結果をみると、意外な実態がわかった。休日の過ごし方については、ショッピングや女子会といった「女子力」が高そうな項目で、ほぼ当てはまると回答した恋愛ゲームのユーザーの割合が非ユーザーを上回っていた。特に、「女子会」、「美容」、「外食する」の項目では、10ポイント以上の差が出ている。恋愛ゲームユーザーは、積極的に休日は外出し、美容への意識も高い傾向があった。

 過去の恋愛経験を尋ねた問いでは、7割弱の恋愛ゲームユーザーが「これまでに恋人がいたことがある」と回答した。さらに、「自分の女子力に自信がある」、「甘え上手である」と答えた人の割合は、恋愛ゲームユーザーの方が、非ユーザーをいずれも上回った。

 サイバードの担当者は、今回の調査結果について「ときめきを求めて恋愛ゲームを楽しむユーザーは多く、日常生活でもアクティブに過ごしているのだろう。スマートフォンを使いこなすアラサー女性は、恋愛ゲームに対してあまり先入観や抵抗がないのではないか」と話している。

 日々のストレスを癒やしてくれるだけでなく、何やら“リア充”への近道になるかもしれない恋愛ゲーム。興味がない人もやってみれば、新しい発見があるかもしれない。