気温の低下とともに湿度が低くなり、乾燥が気になる時季を迎えました。
そんな折、街中やオフィス、電車の車内では体調管理や風邪予防、乾燥対策のため、マスクをする人をよく見かけます。
ところが、そうした本来のマスク機能とは異なる目的でマスクを着用する「伊達(だて)マスクの人」が最近増えているとか……。
伊達マスクをするワケとは一体?
世界でも類をみない、マスク着用者の多い日本日本を訪れた外国人たちが最初に驚かされるのは、マスクをした日本人の多さと言われます。日常的なマスク着用者がこれほど多い国は、世界を見渡しても他にないといってよいでしょう。
そもそもマスクは、冬の外気の乾燥からノドを守る、インフルエンザなどの菌の感染から身を守る、季節の変わり目の寒暖差から体調を管理する、春のスギ花粉、秋のブタクサなどの花粉対策……といった明確な理由があって着用するもの。
ところが、乾燥対策、風邪予防、花粉症対策としてではなく、外出中は常にマスクが手放せない「伊達マスクな人々」が多数出現中!
彼女、彼らは、なぜ伊達マスクをしているのでしょうか?~伊達マスクをする理由 その1~ 効率的でカワイイからマスクをすれば当然のことながら鼻と口元が隠され、目元しか見えなくなります。
この理由から主に10〜20代の女性の間では、きっちりメイクをした目元が強調されることで「目力(めぢから)”がアップする!」と伊達マスクが大流行! ものまねメイクで人気のタレント「ざわちん」のアイメイク術とマスク姿に影響を受けている女子が多いことも、伊達マスクが増えた要因とされています。
さらに「下地、ファンデーション、頬紅、口紅までフルメイクすると時間がかかるけど、目元だけならそんなに手間じゃないし……」と発言する女子も。
つまり、若い女性の間で伊達マスクが大流行した背景には、メイク時間の短縮はもちろんのこと、つけまつげ&アイライン&カラーコンタクトで目元を強調する“いまどきメイク”が、どうやら大きく関係しているよう。