オジー・オズボーン、10年ぶりの新作は『ノー・モア・ティアーズ』以来の重要作品に
オジー・オズボーン、10年ぶりの新作は『ノー・モア・ティアーズ』以来の重要作品に

“ヘヴィ・メタルの帝王”オジー・オズボーンが、10年ぶりとなるオリジナル・アルバムから1stシングル「アンダー・ザ・グレイヴヤード」をリリース。アルバム・タイトルおよび参加ミュージシャンも明らかになった。

 ソロとして9年ぶりとなる新曲「Under The Graveyard」(アンダー・ザ・グレイヴヤード)は、アコースティック・ギターのアルペジオから幕を明け、サビではオジーらしいキャッチなメロディーにザック・ワイルド在籍時を彷彿とさせるグルーヴィなヘヴィ・リフが絡むパワーバラードとなっている。サブスクリプション含めた各種サービスで配信中だ。

 同曲を収録し、2020年初めにリリース予定となるオリジナル・ニュー・アルバム『Ordinary Man』(オーディナリー・マン)は、レコーディングをロサンゼルスで敢行。プロデューサーのアンドリュー・ワットがギター、ダフ・マッケイガン(ガンズ・アンド・ローゼズ)がベース、チャド・スミス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)がドラムスで参加しており、2010年の『Scream』(スクリーム)以来、実に10年ぶりのオリジナル・アルバムとなる。

 なお、ニュー・アルバム『オーディナリー・マン』について、オジーは下記のとおりコメントしている。

 「おそらく『ノー・モア・ティアーズ』以来の、久々の重要な作品になりそうだ。このアルバムは崇高なる力からの贈り物だった。俺にとっては決して諦めてはいけないということの証拠だね」。

 「(娘の)ケリーがやってきて“ポスト・マローンの曲を手掛ける気はない?”と訊いてきたのがすべての始まりだった。俺の最初の反応は“ポスト・マローンってのは一体誰だ?”だったよ。アンドリューを訪ねたら、すぐに作ろうと言われた。一緒にその曲を作り終えると、あいつは“アルバムを作り始める気はないか”と言ったんだ。“それはファッキン素晴らしいことだな。ただ、地下室に半年も篭って作業するのはごめんだ!って思っているんだ”と言ったよ。そうしたらほんの短い間にアルバムが仕上がったんだ。ダフとチャドが加わって、日中はみんなでジャムって、夜は俺が曲作りに取り組んだ。自分がアルバムを作るべきだというのは(妻でマネージャーの)シャロンにも以前話したことがあったけど、心の奥では”でもそんなファッキンな力はないんだ…“と考えていた。でもアンドリューが力を引き出してくれたんだ。俺が全身全霊を注ぎ込んだこのアルバムを、みんなが聴いて楽しんでくれることを心から願っているよ」。

◎リリース情報
アルバム『オーディナリー・マン』