8インチWindowsタブレットと肩を並べる”格安”のモバイルノートパソコンが登場した。ASUSは12月12日、B5サイズのノートパソコン「ASUS EeeBook X205TA」を発売した。価格が3万5420円(ヨドバシ.com、税込み)で、気軽に手が届く安さだ。この製品は、11.6インチの大きさに、約980グラムの重さ、そして最長11.3時間のバッテリー駆動時間を備えている。
性能を詳しく見ていこう。OSは「32ビット版Windows 8.1 with Bing」を採用し、CPUは「インテルAtom Z3735F」、2GBのメモリを搭載している。記憶容量は32GBで、microSDカードスロットを内蔵している。ディスプレーの前面にはwebカメラ、2つのUSB2.0端子、Micro HDMI出力端子を搭載している。Wi-Fi対応の無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)とBluetooth 4.0対応の無線通信機能を持つ。カラーはダークブルーの1色だ。
ソフトは、「KINGSOFT Office 2013 Standard」がインストール済みなので、ワードやエクセルの編集が可能。また、インターネット上の外部容量として、「ASUS WebStorage」が500GB、「Microsoft OneDrive」が100GB利用できる。32GBしかない本体容量を補うことが可能だ。それぞれ購入時から2年間無料で利用できる。
性能面をみると、格安の8インチWindowsタブレットがそのままB5型ノートパソコンになった印象を受ける。性能はWindowsタブレットと変わらないが、形は昔ながらのノートパソコンだ。この形に安心感を覚える方やタブレットに馴染めない方は購入を検討してみてはどうだろうか?