USB機器につなぐだけで、簡単にどこからでもアクセスできる
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USB機器につなぐだけで、簡単にどこからでもアクセスできる
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磁石で設置できるので場所を取らない
磁石で設置できるので場所を取らない

 USBメモリーや、外付けハードディスクを利用する時に、スマートフォンへデータを移したい。そんな時は、メールに添付して送ったり、Dropboxなどのクラウドサービスを利用したりする人もいるかもしれない。しかし、もっとシンプルに、スマートフォンからUSB機器に直接アクセスできるようになればいいのに、ともどかしく思っている人もいるだろう。

 それを可能する製品が、センチュリーから登場した。「USB HDD活してCloud USBストレージ to LAN/Wi-Fi変換アダプター」(型番名:CWFL-U2CL)だ。直販サイトの価格は7538円(税込み)。

 この製品は、スマートフォンから外付けハードディスクなどのUSB機器に直接つないでくれる装置だ。外出先からもスマートフォンで直接自宅にあるUSB機器にアクセスできるので、スマートフォンでデータのやりとりが可能だ。つまり、USB機器をいつでも持ち歩いている感覚を味わえるのだ。

 本体とUSB機器をUSBケーブルで繋ぎ、あとはインターネットにつながるLANケーブルを接続するだけで設置が完了。スマートフォンからデータにアクセスするには、専用アプリを使用する。

 初期設定は、アプリを起動して本体に貼られているQRコードを読み取るだけで、手間もかからない。屋内でWi-Fiで利用するだけの場合は、LANケーブルは不要。Wi-Fiの場合は、パソコンやPS3からも接続できる。

 一度に5台までの端末から同時にアクセスできる。タブレットで、USB機器に保存された動画ファイルを再生しながら、スマートフォンで別の写真データの閲覧が可能だ。

 さらに、USBハブを使えば、ハードディスクやUSBメモリーを合わせて6台まで接続できる。容量を自分の環境に合わせて管理できるので、スマートフォン本体や、ネット上のクラウドサービスに収まりきらないデータを入れておくのに、きっと役立つアイテムになるだろう。