「m-Stickシリーズ MS-NH1」。USBメモリーに見違えるような外見だ
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「m-Stickシリーズ MS-NH1」。USBメモリーに見違えるような外見だ
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「m-Stickシリーズ MS-NH1」。置き場所にも困らない
「m-Stickシリーズ MS-NH1」。置き場所にも困らない

 普段、家でテレビの前にいるけど、何か調べものするときにパソコンへの移動が面倒くさい。または普段パソコンで見ている動画をテレビでも視聴したい。そんな方にオススメなのが、スティック型のパソコンだ。

 スティック型と言われてもピンと来ない方も多いだろうが、大きなUSBメモリーを想像してほしい。それがパソコンの本体なのだ。本体とテレビをつなげば、パソコンの機能をテレビに追加できる。一見、ただのテレビがパソコンに早変わりしてしまうのだ。

 こんな極小パソコンに、「Windows8.1 with Bing」を搭載した新商品が登場する。マウスコンピューターの「m-Stickシリーズ MS-NH1」だ。12月5日に発売予定で、同社のサイトでは1万9800円(送料・税込み)で販売する見込みだ。

 本体にUSB2.0ポートとmicroSDカードリーダーを搭載するなど、普通のパソコンが持つ機能を最低限備えている。32GBの内蔵容量を備えて、Wi-FiやBluetoothにも対応している。

 テレビでパソコンを使うには、HDMIケーブルをつなぎ、操作にはキーボードとマウスを別に接続する。ただ、バッテリーは内蔵していないので、使用時はACアダプターが常に必要となる。だが、使うたびにパソコンを立ち上げるのではなく、ずっとスイッチをオンにしたまま使用できるため、テレビのチャンネルのようにパソコンが使うことが可能だ。

 テレビがパソコンに変れば、まるでホームシアターのような環境で、インターネットの動画を視聴できる。その半面、小さいのでノートパソコンより持ち運びには便利。出先のテレビやディスプレーに接続すれば、外出先でも使える。

 これらの機能を考えると、約2万円という低価格で、テレビの機能も拡張できると思えば、お買い得かも!?