Nexus 6が日本のユーザーにも届く
Nexus 6が日本のユーザーにも届く
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Nexus 6のスペック表
Nexus 6のスペック表

  「Nexus 6」がついに日本にやってくる。ワイモバイル株式会社と株式会社ウィルコム沖縄は2014年11月13日、Androidの最新OS「Android 5.0 Lollipop」を搭載したスマートフォン「Nexus 6」を12月上旬以降に発売すると発表した。国内の携帯電話事業者として初めて発売する。

 「Nexus 6」は32GBと64GBの2モデル、ダークブルーとクラウドホワイトの2色がある。価格はいずれも税抜きで、32GBモデルが69600円、64GBモデルが79200円。

 最大の特徴は、前機種の「Nexus 5」から更に大きくなったディスプレーだろう。その大きさは約5.96インチとなり、約1インチも大きくなった。解像度はクアッドHD(2560×1440ピクセル)で、他の最新機種に見劣りしない。

 カメラの画素数は、約800万画素から約1300万画素となり、4K画質の動画撮影が可能になった。光学式の手ぶれ補正機能などもあり、暗いところでの撮影もサポートしている。

 クアッドコアCPUの性能も2.26GHzから2.7GHzに上昇し、映画やゲーム、電子書籍や文書が快適に見ることができる。

 新しく追加された機能として注目されるのは、急速充電機能「Turbo Charger」だろう。15分間の充電すれば、最長で6時間も使用することができる。ちょっとした合間に充電するだけで、体感的なバッテリーの持続時間が向上するかもしれない。

 防水機能も追加されたが、具体的な防水規格は明らかにされていない。また、メモリーでは、これまでの「Nexus」シリーズ同様、SDカードスロットが搭載されていない。

 ワイモバイルは12月上旬以降から、nanoSIMを提供する予定だ。これを使えば、「Nexus 6」でワイモバイルのサービスを利用することができる。