グラウンドにタネをまくと選手が生えてくる
グラウンドにタネをまくと選手が生えてくる
収穫した選手はタイガース名鑑に登録される
収穫した選手はタイガース名鑑に登録される

 多くの熱烈なファンに支えられている阪神タイガース。残念ながら2005年に優勝して以来、栄冠から遠ざかっている。毎年補強を重ねているため、有力選手も多く、うまく活用すれば優勝手が届くはず。「もし自分が監督だったらあの選手はこう活用できる」と、シーズン序盤から、独自の補強ポイントを熱く語るファンも少なくない。さらに「選手ばかりでなく監督やコーチに対しても評価は厳しい。気分としては監督というより球団オーナー」という独特の気質をこう分析するファンもある。

 そんなタイガースファン気質にあった選手育成アプリが話題を集めている。このアプリ、育てた選手を操作して野球ゲームをするかと思いきや、なんと甲子園を畑に見立て、グラウンドにまいたタネから生えてくる監督、選手等を育成するといったユニークなものとなっている異色の育成アプリで、その名も『阪神タイガース にょきにょき』(無料、制作:MJ GARAGE Inc.)。

 遊び方も極めて簡単。グラウンドにタネをまいたあとは放置しておけば、勝手に芽が出て、にょきにょき育ち、監督、選手等に育つという。育った監督、選手を収穫すれば、“タイガース名鑑”に登録される。阪神タイガースに在籍している監督、コーチ、選手総勢95名が登場し、この全員を育成、収穫しながら、タイガース名鑑を完成させていくのがゲームの目的だ。さらに様々な条件をクリアすると壁紙がゲットできる。基本は放置系のゲームだが、成長後一定時間が経過すると、せっかく育ったメンバーが遠征に出てしまい、いなくなってしまうこともあるため、油断はできない。

 プロ野球シーズンもいよいよ終盤。その先にはドラフトも控え、ファンは早くも来シーズンに向けての構想を練っていることだろう。このアプリで、理想のスタメン選手のアイコンを並べてもよし、お気に入りの選手のアイコンだけを並べてその眺めを楽しむもよし。シーズンが終わってもタイガースファンはこれで熱くなれる!