リトグリ『FLAVA』総合AL首位、米津「Lemon」4週連続No.1、『キングダム ハーツ』コンサート開催:今週の邦楽まとめニュース
リトグリ『FLAVA』総合AL首位、米津「Lemon」4週連続No.1、『キングダム ハーツ』コンサート開催:今週の邦楽まとめニュース

 2019年1月28日付の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で、Little Glee Monsterの1年ぶり、通算4枚目のアルバム『FLAVA』が総合首位を獲得した。『コカ・コーラ』イメージソングの「世界はあなたに笑いかけている」や映画『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』エンディング曲の「ギュッと」など全12曲を収録した本作は、初週48,428枚を売り上げてCDセールス1位をマーク。「I BELIEVE」や「ハピネス」といった収録曲が続々タイアップされており、アルバムの訴求が進んでいく展開になれば、次週以降も上位が期待できる。初登場から前週まで4週連続1位を記録していた星野源『POP VIRUS』は、惜しくも5連覇を阻まれてしまったものの、セールス5位、ダウンロード2位、ルックアップ1位と高い人気で2位に。続く3位はクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ(オリジナル・サウンドトラック)』で、ダウンロードは前週から順位を上げて7週ぶりに1位に返り咲いた。

 総合シングル・チャート“JAPAN HOT 100”では米津玄師「Lemon」が、ダウンロード、ルックアップ、Twitter、動画再生、カラオケの5指標で1位となり、4週連続No.1に。シングル・セールスやダウンロード数、動画再生数は前週から下降しているものの、いまだ高い水準を維持している。総合2位にはV6「Super Powers」が初登場。TVアニメ『ONE PIECE』の主題歌である本曲は、初週売上87,435枚でセールス1位となったが、ルックアップ3位、ラジオ40位、Twitter6位と他指標が奮わなかった。

 「マリーゴールド」(4位)、「今夜このまま」(8位)、「君はロックを聴かない」(14位)、「愛を伝えたいだとか」(16位)と総合トップ20に4曲がチャートインしているあいみょんが、自身初の日本武道館公演【AIMYON BUDOKAN -1995-】が即日完売したことと、対バンツアーとホール&アリーナワンマンツアーの開催を発表した。5月から全国6か所10公演を行う対バンツアー【AIMYON TOUR 2019 “ラブコール ”】の対バン相手は後日発表される。10月スタートのワンマンツアー【AIMYON TOUR 2019-SIXTH SENSE STORY-】は、現在ファンクラブ優先予約を受付中。一般販売は8月17日よりスタートする。

 人気ゲームソフト『KINGDOM HEARTS III』のオープニングテーマソング「Face My Fears」が総合6位に初登場した宇多田ヒカルが、同曲で自身の世界ランクイン記録を更新した。宇多田の世界ランクインにおける過去最高記録は、2017年1月にリリースした「光 -Ray Of Hope MIX-」(REMIXED BY PUNPEE)の全9か国1位だったが、今回、iTunes総合アルバム・チャートで全24の国・地域で1位、Apple Musicダンスアルバムチャートでは全12の国・地域で1位を獲得と、これまでの記録を大幅に更新した。そしてその『キングダム ハーツ』のオフィシャル・オーケストラ・コンサート【KINGDOM HEARTS Orchestra -World of Tres-】が東京公演を皮切りに4月よりスタート。コンサートでは、大迫力の画面に投影されたゲーム映像とともに、これまでのシリーズ楽曲はもちろん、最新作『キングダム ハーツIII』の楽曲がフルオーケストラで披露される。

 HYDEの2019年第2弾シングル『MAD QUALIA』が3月20日に発売されることが決定した。アクションゲーム『デビル メイ クライ 5』のイメージソング「MAD QUALIA」とカップリングにL’Arc~en~Cielの「HONEY」が収録される。『デビル メイ クライ 5』のオリジナル描き下ろしデザインを使用したジャケットや、コラボMVを収録したデビル メイ クライ盤の販売など、HYDEファンのみならずゲームファンも楽しめる内容となっている。

 フジファブリックのデビュー15周年を記念して、キーボード担当の金澤ダイスケがプロデュースした『ドラゴンポテト 奏でしバターチキンカレー味』が、1月28日より全国のスーパーなどで発売される。金澤がSNSやラジオで『ドラゴンポテト』を絶賛したことでこのコラボレーションが実現。料理家の顔も持つ金澤は「食べた時に空気がはじけ、それと共にカレーのスパイスの風味が鼻にサッと抜けてくる感じが非常に気に入っています」とコメント。6か月の開発期間を経て完成させた「バターチキンカレー味」は、あえてスパイスに頼らずに「オニオンのナチュラルな甘味」「トマトのさわやかな酸味」「バターのまろやかなコク味」で深みを演出しているとのことだ。