『8月5日はなんの日?』ジャズ/フュージョン界でマルチな才能を発揮したジョージ・デューク、没後5年
『8月5日はなんの日?』ジャズ/フュージョン界でマルチな才能を発揮したジョージ・デューク、没後5年

 8月5日はプロデューサー、コンポーザー、キーボーディストとしてジャズ/フュージョン界を中心に活躍したジョージ・デュークの命日。

 ジョージ・デュークは1946年1月12日、アメリカ・カリフォルニア州サン・ラファエル生まれ。7歳でピアノをはじめ、70年代からキャノンボール・アダレイやフランク・ザッパのサポートに参加。ファンキーなプレイが評判となり、ソロ活動のほかスタンリー・クラークとのユニット、クラーク/デューク・プロジェクトを始め、ジャズ/フュージョン/R&B/ファンクとジャンルを越えたセッションで人気を博した。

 プロデューサーとしてもマイルス・デイヴィスやアル・ジャロウなどの一流ミュージシャンを手がけ、グラミー賞を獲得。2000年以降も単独のほか、マーカス・ミラー、デヴィッド・サンボーンとのユニット「DMS」、盟友アル・ジャロウとのタッグなどで来日果たしたが、2013年8月5日、慢性リンパ性白血病の療養をおこなっていたロサンゼルスの病院にて、67歳でこの世を去っている。デュークは療養中も創作活動を続け、死の直前となる2013年7月にも新作『Dreamweaver』を発表していた。