八神純子と鈴木康博が語る7月シンフォニック公演 オフコース名作「一億の夜を越えて」フルオーケストラ版への期待
八神純子と鈴木康博が語る7月シンフォニック公演 オフコース名作「一億の夜を越えて」フルオーケストラ版への期待

 “日本のAORの女王”八神純子。2017年7月に開催される、その待望の新フルオーケストラ公演に元オフコースの鈴木康博がスペシャル・ゲストとして参加する。

 ともにキャリア初期には「ポプコン」こと「ヤマハポピュラーソングコンテスト」(開催当初は「作曲コンクール」)に参加するなど、先輩・後輩と言える間柄ながらも、同じ時代を活躍してきた八神と鈴木。ゆえにその共演は必然的とも言える。

 両者の出会いは、2012年の鈴木のラジオ番組への八神のゲスト出演。八神は「緊張していた私の話をよく聞いてくださったり、スタジオにあったギターで自然と一緒に歌おうということになったり、そんな鈴木さんのことが一気に好きになりました」とその時のことを振り返る。その共演がきっかけとなり、鈴木は八神の『生きるから』(2016年)の編曲も担当。そのコーラスを一緒に歌った時のフィーリングが合ったことが、その後の共演へのきっかけとなった。

 そんな二人の共演を記念して、今回フルオーケストラ・バージョンで初披露されるのが、オフコースの不朽の名作『一億の夜を越えて』。選曲を行った八神は楽曲の魅力について「私の好きな曲だったということはもちろん、この曲は、ギター1本で歌うアコースティック作品としても、オーケストラ作品としても素晴らしい曲だと思ってます」とコメント。今回、八神の「ギターを弾きながらオケと歌って欲しい」という大胆なリクエストに応える鈴木。アコースティックギターを弾きながらの初のフルオーケストラ共演に挑む。「ビートのあるロックな曲をオーケストラでどう料理するのか全く想像がつきません。出来上がりに僕も楽しみです」と、自身も予想のつかない完成形に期待を膨らませる。もちろん、コーラスとして参加する八神との“JUNKO&YASSスペシャルデュオ”にも注目だ。

 八神純子と鈴木康博、そしてオフコースの名作が、フルオーケストラとの初邂逅を果たす。夢のようなステージは、直ぐそこまで迫っている。


◎公演情報
【八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート Tokyo 2017
~ライブCD『八神純子プレミアム・シンフォニック・コンサート』リリース記念~】
2017年7月8日(土)
東京・Bunkamuraオーチャードホール
開場15:00/開演16:00

指揮:?澤寿男
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
スペシャル・ゲスト:鈴木康博(元オフコース)
ゲスト・ピアニスト:澤近泰輔

料金:8,400円(税込・全席指定)特製プログラム付
※未就学児入場不可

主催:ビルボードジャパン
後援:米国ビルボード、TOKYO FM
問合せ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00/土日祝10:00~18:00)
詳細URL:http://billboard-cc.com/classics/

◎リリース情報
アルバム『プレミアム・シンフォニック・コンサート』(CD2枚組)
八神純子
DQCL 3330~1 4,000円(tax in.)
※ビルボードクラシックス公演限定販売CD