今から32年前の1985年1月28日、音楽史に残るチャリティー・ソング「ウィ・アー・ザ・ワールド」のレコーディングがおこなわれた。場所はハリウッドのA&Mスタジオ。アフリカの飢餓救済のためのチャリティー・ソングである同曲は、プロデューサーにクインシー・ジョーンズ、作詞・作曲はマイケル・ジャクソン&ライオネル・リッチーという80年代を代表する天才たちによって制作され、当時の音楽シーンを代表する45人によって歌われている。

 スーパースターが集結した「ウィ・アー・ザ・ワールド」のレコーディングは、1月28日の夜から翌朝にかけて夜通し行われ、コーラス・パートに続いて各ボーカリストたちによるソロ・パートが収録されたという。ミュージック・ビデオにもその模様が使用されたレコーディングから2か月後、晴れてリリースとなった同曲はもちろん全米ビルボードNo.1を獲得。年間チャートでも20位にチャートインを果たす大ヒットとなり、爆発的なセールスを記録したチャリティー・ソングとして音楽史に刻まれることになった。


◎U.S.A. For Africa - We Are the World
https://www.youtube.com/watch?v=9AjkUyX0rVw