2013年9月29日、下北沢の書店B&Bにて"CIA諜報モノ"に特化した海外映画&ドラマにまつわるトークイベントが行われた。
ゲストに映画ライターのよしひろまさみちさんと、20世紀FOXホームエンターテインメントジャパンの原田登久子さんが登場。普段滅多にみられない"CIA諜報モノ"映画のみに限定し、その魅力と見どころについて語り尽くした。
そもそもCIAとはどのような組織なのか、というレクチャーでスタートした同イベント。『アルゴ』『96時間』『リクルート』『マーシャル・ロー』など、よしひろさんによる〝これだけは観ておくべし!"という厳選作品を紹介した。よしひろさんの解説、そして原田さんによる現場担当者ならではの裏話や、出演者のエピソードなどの的確なコメントが入り、映画業界の当事者でないと語ることのできないトークが繰り広げられた。
後半戦は、CIAを舞台とする海外ドラマ『HOMELAND/ホームランド』の特集へ。人気ドラマ『24』の主要スタッフが制作にかかわった本作には、クレア・デインズ、ダミアン・ルイスといった豪華キャストが登場。昨年度のアカデミー賞、エミー賞をはじめとする海外賞を総ナメにした、現在最注目の作品である。
映画ライターのよしひろさんは、「もはや海外ドラマはハリウッドの映画超大作と比べて、予算もクオリティも差がつかなくなっている。『HOMELAND/ホームランド』はそのトレンドの代表選手と言える存在」と太鼓判。
原田さんは、「単純に面白いだけじゃない。この作品を観ることで、アメリカをとりまく現在の状況も理解することができる骨太の作品なんです」と、本作の仕掛け人としても一押しの作品であることを自信たっぷりに語っていた。
なお、本イベントの模様は、FM NACK5にて放送予定。詳細な放送スケジュールは、下記より参照いただきたい。
http://www.nack5.co.jp/podcasting/