去年の1月に出した『かんちがい音楽評論』(彩流社)は、ほんとうのホントのところはわからないが、それなりの場所に着地したような感じがある。この文章を書くためにアマゾンをみたら10数人のレヴューによる結果が「3星」だったので、まあ妥当なところに落ち着いたということだろう。 なかには「山中千尋さんのかんちがい」「大西順子さんのかんちがい」「菊地成孔さんのかんちがい」といった目次を見ただけで怒った人…

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