イーサン・ホーク主演、チェット・ベイカーの愛と孤独を描く映画『ブルーに生まれついて』公開
イーサン・ホーク主演、チェット・ベイカーの愛と孤独を描く映画『ブルーに生まれついて』公開

 伝説的トランペッター、チェット・ベイカーの転落と再生を描いた映画『ブルーに生まれついて』が、11月26日より日本公開される。

 1950年代、ウエストコーストで黒人アーティストが主流のジャズ・シーンにおいて、マイルス・デイヴィスをも凌ぐ人気と言われ一世を風靡した白人トランペッターでありシンガーのチェット・ベイカー。本作は、ドラッグによってどん底を経験したベイカーがカムバックを目指す時期に焦点を当て、転落の日々の苦悩や、ある女性との出会いによって再生する姿が描かれている。

 主演のイーサン・ホークは、6か月に及ぶトランペットの集中トレーニングを受け、劇中で歌も披露。「マイ・ファニー・バレンタイン」をはじめ、「レッツ・ゲット・ロスト」「虹の彼方に」、そして原題にもなった「ボーン・トゥ・ビー・ブルー」など、数々の名曲がしっとりと物語を彩っている。

◎公開情報 『ブルーに生まれついて』
2016年11月26日(土)よりBunkamuraル・シネマ、角川シネマ新宿他にて公開
監督・脚本:ロバート・バドロー
出演:イーサン・ホーク、カーメン・イジョゴ、カラム・キース・レニー
配給:ポニーキャニオン