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フィリピンの東にある熱帯低気圧は今後、台風になる予想。熱帯低気圧周辺の湿った空気は、19日(金)頃に日本付近へ流れ込む。沖縄、九州から近畿の太平洋側で大雨の恐れ。

あすの天気 晴れ間少なく 所々で雨や雷雨

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17日(水)は、熱帯低気圧から変わる台風が、フィリピンの東を北上する予想です。熱帯低気圧が発達することで、上空の太平洋高気圧の勢力が強まります。梅雨前線は、太平洋高気圧に押し上げられるでしょう。活動は次第に弱まり、夜には対馬海峡付近まで北上する見込みです。
北日本付近では、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過するでしょう。

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沖縄や奄美は、大体晴れる見込みです。東風がやや強く吹くでしょう。海では、うねりが届き、波が高くなりますので、ご注意下さい。
九州、四国、中国地方、近畿は、晴れ間もありますが、所々で雲が発達する見込みです。雷が鳴り、雨が強く降る所があるでしょう。四国の太平洋側では、局地的に激しい雨が降る見込みです。
東海や北陸は、雲が広がるでしょう。雷が鳴り、雨が降る所がある見込みです。
関東の雨は、明け方までです。日中は雲が多いながらも、薄日の差す所がありそうです。
東北は、雲に覆われるでしょう。昼頃から夜のはじめ頃にかけて、所々で雨や雷雨がある見込みです。北海道も、晴れ間は少ないでしょう。一時的に雨が降る所がある見込みです。

あすの気温 関東は急な暑さに注意 東北の太平洋側もヒンヤリ解消

九州から近畿では、気温が30度くらいまで上がる所が多く、北陸や東北の日本海側も28度から30度くらいまで上がる所が多い見込みです。暑さが続くでしょう。
東海や関東も、気温は多くの所で25度を超え、30度くらいまで上がる所がある見込みです。関東では、涼しい日が続いていただけに、体が暑さについていくのは大変です。体調を崩さないようお気をつけ下さい。
東北の太平洋側も、25度前後まで上がる所が多く、梅雨寒は解消されるでしょう。北海道は、日本海側は25度くらいまで上がる所が多いですが、太平洋側は20度前後の見込みです。

あさって以降の天気

20日(土)頃まで、日本の西は気圧の谷となる見込みです。天気は崩れやすいでしょう。特に19日(金)から20日(土)は、太平洋高気圧の勢力がやや弱まる見込みです。熱帯低気圧周辺の暖かく湿った空気が、本州付近に流れ込むでしょう。湿った空気や日本付近に停滞する梅雨前線の活動の程度によっては、沖縄や九州から近畿の太平洋側で大雨の恐れがあります。また、熱帯低気圧から変わる台風の影響で、海は大しけとなる所があるでしょう。
21日(日)頃からは、偏西風が日本の東で、南へ蛇行する予想で、前線が関東付近にかかる可能性があります。このような場合、20日(土)頃から東海や関東で、雨雲が発達するでしょう。
予報には、まだ幅があります。最新の気象情報をご確認下さい。