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梅雨前線は、活動が活発な状態が続く。関東でも4日(木)と6日(土)は土砂降りの雨。

九州の雨

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6月29日頃から、夏の太平洋高気圧は、九州の南まで張り出してきました。九州付近に停滞する梅雨前線に向かって、南西から非常に暖かく湿った空気が流れ込み続けています。
九州では、南部を中心に大雨になっています。6月29日から7月1日午後5時までに降った雨の量は、宮崎県えびの高原で575.5ミリ、鹿児島県薩摩川内市の八重山では419.5ミリなどとなっています。薩摩川内市の八重山では、7月の平均雨量のおよそ1.4倍の雨量です。土砂災害に厳重な警戒が必要です。九州南部では、4日(木)頃にかけても、大雨の恐れがあります。土砂災害の危険度が高い状態が、数日間続く恐れがあります。警戒を続けて下さい。

関東 梅雨空続く 本降りの雨も

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梅雨前線は、8日(月)頃にかけても、日本付近に停滞する見込みです。前線に向かって、南西から非常に暖かく湿った空気の流れ込みが続くでしょう。前線の活動が活発な状態が続きます。
関東では、前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が続く見込みです。前線の動きによっては、発達した雨雲がかかるでしょう。
今のところの予想では、4日(木)と6日(土)、雨の降り方に注意が必要です。
4日は、前線がやや北上し、関東付近に南西から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。広く雨が降る見込みです。沿岸部を中心に風が強めに吹き、南西の風と北風がぶつかる内陸で、雨雲が発達するでしょう。土砂降りの雨が降る所がある見込みです。
5日は、前線は関東の南まで南下する見込みです。雨は降っても強く降ることはないでしょう。
6日は、前線の北側で、北東から寒気が流れ込む見込みです。前線北側の寒気と南側の暖気のぶつかり合いが強く、前線付近で雲が発達するでしょう。前線は再び北上する見込みです。激しい雨が降る所があるでしょう。