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この先は梅雨前線が本州付近に北上し、遅れていた近畿などはようやく梅雨入りとなりそうです。ただ、梅雨前線が活発化する予想で、西日本の太平洋側は大雨となるおそれがあります。一方、梅雨前線が離れる沖縄はこの週末頃に梅雨明けの可能性が出てきました。

あすの天気 西から天気下り坂

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あす26日(水)は梅雨前線が本州付近まで北上し、九州や中国、四国は雨雲がかかり、雷を伴いザッと降ることがあるでしょう。近畿も次第に雲が多くなり、午後は所々で雨や雷雨がありそうです。東海や北陸から北海道は日中は広く晴れる見込みです。最高気温は九州から東北南部は30度前後、東北北部と北海道も25度前後で、蒸し暑いでしょう。

九州北部と中国四国は梅雨入りか

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記録的に梅雨入りが遅れている九州北部と中国、四国は、あすの雨のタイミングで梅雨入りとなるかもしれません。すでに平年の梅雨入りよりも20日前後過ぎているだけでなく、統計を取り始めてから最も遅い梅雨入りとなった日を過ぎています。

あさって以降の天気 梅雨前線活発化のおそれ

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梅雨前線の北上や南からの湿った空気の影響で雨の範囲は次第に広がり、東日本や北日本も週の後半は曇りや雨のマークが増えてきます。近畿も27日(木)頃に梅雨入りとなるかもしれません。また、梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発化するおそれがあります。近畿などは梅雨入りと同時に大雨となり、東日本も雨の量が多くなることが考えられます。いまのうちに雨への備えをしておきましょう。

沖縄は週末頃に梅雨明けか

近畿などの梅雨入りが注目される一方、沖縄は30日(日)頃から晴れマークが目立ってきます。沖縄の梅雨明けは平年ですと6月23日頃ですが、平年よりも1週間ほど遅れての梅雨明けとなるかもしれません。

日差し少なくても蒸し暑い

次第に曇りや雨となり日差しが少なくなる所が多い予想ですが、南から暖かい空気が流れ込むため、広い範囲で蒸し暑さが続くでしょう。西日本や東日本では、最高気温は30度前後の日が続く予想です。引き続き、熱中症に注意が必要です。