先週末から続いた猛烈な暑さは収まりましたが、きょうは湿気が多く、蒸し暑く感じられた方が多かったのではないでしょうか?5月は終盤を迎え、沖縄・奄美以外の地域にも梅雨の気配。この先、貴重な晴れ間は有効に使いたいところです。
今後の天気傾向(関東)
令和に改元されて早々、全国各地で雹が降ったり、北海道で季節外れの雪が降ったかと思えば(5月11日)、通年でも経験したことがない暑さに見舞われる(5月25日~27日)など、日本列島は慌ただしい5月でした。
この先、一週間の天気の傾向(関東)を確認すると、まずスッキリ晴れるは30日木曜日だけです。それ以外の日は多少日差しがあったとしても雲の多い天気となります。雨が降りそうなのが、あす29日と6月1日土曜日、4日火曜日ですが、実際に雨が降るかどうか?カギを握るのが前線の位置です。
梅雨前線の動向
スッキリ晴れる翌日の31日金曜日の予想天気図をご覧ください。梅雨前線が九州の南にまで北上します。専門資料を確認するとその後も日本の南に前線が停滞するため、西日本から東日本では天気がぐずつく傾向。早ければこの週末にも九州や四国などで梅雨入りの可能性があります。
ここ数年は、梅雨入り早々、土砂降りの雨になり、大雨で土砂崩れや川の増水・氾濫など災害が発生しています。本格的な雨の季節を前に雨どいや排水溝など水回りの掃除をしたり、洗濯物やお布団を干すなど貴重な日差しは有効にお使いください。