関東は「寒の戻り」から「春の暖かい空気」へ。金曜日頃からは一気に春本番モード。でも強風に注意を。
日差しより気になる風
【関東の天気傾向】
冒頭の予報をご覧ください。晴れる日が多いでしょう。傘マークのない日で雨の降る可能性があるのは、日曜日の夜遅く~月曜日の昼頃までです。要因は、前線を伴った低気圧が本州の南岸から三陸沖へ進むためです。10日(水)は東京と千葉で雨が降る予想ですが、降り始めるのは夜になってからでしょう。この先一週間は比較的日差しが多くなりそうですが、気になるのが風です。結論から言えば、穏やかな日は少ないでしょう。5日(金)は、低気圧が日本海を進み、関東は南風が強まるでしょう。沿岸は風がビュービュー吹いて、特に東京湾周辺は、鉄道などに影響が出るかもしれません。一転して、6日(土)は、北風に変わり、日中を中心に強く吹きそうです。8日(月)は、再び強い南風で、9日(火)、今度は、北または西よりの風が強まるでしょう。そう考えると、この先のお花見は、あす4日(木)か7日(日)が良いかもしれません。
【関東の気温傾向】
あす4日(木)の朝までは強い寒気の影響を受けます。北部では霜が降りるほどの冷え込みになるでしょう。南部もまだこの時期としては寒いです。ただ、日中はようやく暖かさを感じられるようになるでしょう。「寒の戻り」からようやく解放されそうです。そして、金曜日からは春本番の空気に覆われます。最高気温は20度くらいまで上がる日が多いでしょう。暖かくて軽やかにお出かけ出来そうですが、何しろ風の強い日が多くなります。もし、お花見の予定日が風の強い日でしたら、屋内から外の桜を見渡せるような場所で楽しむのも良いかもしれませんよ。