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午前8時の時点で積雪が1メートル以上なのは9地点。ダントツで多いのが青森の酸ケ湯で3メートル超え。

札幌や青森もここ数日で再び積雪増えた 酸ヶ湯の積雪は平年に比べて多い

今朝(25日:月曜)は南西諸島や九州には湿った空気や前線に伴う雲が広がっています。一方、北海道や東北北部には気圧の谷に伴う雲が広がり、湿った雪や雨の降っている所があります。
ここ数日、北日本を中心に強い寒気が流れ込んだ影響で、いったん積雪がゼロになった市街地でも再び雪が積もり、午前8時現在の積雪は札幌市で2センチ、青森市で7センチなどとなっています。なお、豪雪で有名な青森の酸ケ湯もここ3日ほどで約70センチの雪が降り、積雪は367センチとなっています。
積雪が1メートル以上の地点は、午前8時現在で北海道や東北を中心に9地点あり、そのうち、8地点は2メートル未満。酸ケ湯だけが3メートルを超えている状況です。豪雪地といわれる理由も納得です。なお、酸ケ湯の3月下旬の最深積雪の平年値は325センチですので、今年は平年より少し多くなっています。
きょうも気圧の谷の影響を受けますが、寒気が抜けて、気温も上昇します。日中は北海道や東北北部の平野部では雪ではなく雨で降る所が多いでしょう。札幌市や青森市の積雪も再びゼロに近づく見込みです。一方、酸ケ湯に設置されているアメダスは標高890メートル。気温も0度以下の時間帯が長く、雪が降るでしょう。一気に積雪が増えることはなさそうですが、逆に積雪が一気に減るということもなさそうです。