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この先1か月は、南は高温傾向も北は低温傾向に。寒気と暖気が主張し合い、日本付近はこの動向に振り回されそうです。また、冬型の気圧配置となりやすく、日本海側は平年よりも雪が増える可能性も。

天気の傾向 冬型強まりやすく

大陸の高気圧が強まる傾向で、北日本を中心に冬型の気圧配置が強まりやすいでしょう。このため、北日本の日本海側は平年よりも曇りや雪の日が多い見通しで、例年よりも雪の降る量が多くなる可能性もあります。また、東日本の日本海側も2週目(~12月28日)にかけて、曇りや雨または雪の日が多い見込みで、雪への備えをしっかりとしておいた方が良さそうです。一方、太平洋側は1週目(~12月21日)に平年より晴れの日が少なくなるものの、1か月を通してみると日照時間は平年並みでしょう。

気温の傾向 南は高温傾向、北は低温傾向

大陸から寒気が流れ込みやすいため、北日本の気温は平年よりも低くなる傾向です。一方、日本の南からは暖かい空気が流れ込みやすく、沖縄・奄美は高温傾向となりそうです。高温に関する異常天候早期警戒情報も発表されており、農作物等の管理に注意が必要です。寒気と暖気の狭間となる西日本と東日本は、1週目は平年よりも高くなる予想ですが、2週目以降は平年並みとなりそうです。