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今朝(14日)、道内では初雪を観測している8地点のうち、旭川、稚内、網走の3地点で初雪を観測しました。

日本海側北部とオホーツク海側で平年より遅い雪のシーズンスタート

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今朝(14日)の北海道の上空1500メートル付近には氷点下6.1度の寒気が流れ込み、平年より大幅に遅れて初雪が観測されました。
稚内では平年より23日も遅い観測となり、1938年の統計開始以来、最も遅い記録となりました。また、旭川では平年より22日遅い観測となり、1888年の統計開始以来、2番目の遅さとなりました。網走でも平年より14日遅い初雪の便りとなっています。
各地の気象台によると、旭川では7時50分頃、稚内8時30分頃から40分頃に弱い雪を観測し、網走では8時20分頃から9時にかけてみぞれを観測したとのことです。写真の通り弱い雪で、すぐにやんだため、積もるほどではありませんでした。

札幌の初雪も時間の問題!?来週は季節が一気に進む!

札幌では、まだ初雪は観測されておらず、すでに統計開始以来4番目に遅い記録となっています。なお、あすの明け方にかけても寒気が残るため、油断は禁物です。
また、週末にも日本海側を中心に平地でも雪になるレベルの寒気が流れ込み天気が崩れるため、みぞれや湿った雪が降る見込みです。来週に入ると道北を中心に平地でも広く雪が積もり、その他の地域でも初雪となる可能性があります。
今年は秋が長いなと油断していた方、冬支度を急ぎましょう。