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北海道付近は、今夜には寒冷前線が通過し、明後日(18日)にかけて、上空1500m付近に11月上旬並みの強い寒気が入るでしょう。標高の高い峠や山間部などでは雪が降り、積雪状態となる見込みです。具体的にどこで降るのか、何に注意が必要か、詳しくお伝えします。

どの峠で雪が降る?

今夜は、道北やオホーツク海側の山間部や峠で雪の降る可能性が高くなっています。三国峠や石北峠などで積雪状態となる恐れがあります。路肩の草に雪が積もったり、車が通る道でも部分的にはさらっと雪が積もり、路面が凍結したりするでしょう。また、明日(17日)の夜から明後日の朝にかけても、強い寒気が居座るため、引き続き路面凍結などの路面状況の変化に注意が必要です。札幌近郊の中山峠でも一時的に雪の降る可能性があり、まだ初冠雪を観測していない手稲山も頂上付近がうっすら白くなるかもしれません。

注意点は?

今夜から明後日にかけて峠を通過する際は、冬タイヤに変える必要があり、夏タイヤのままで峠を通過するのはかなりの危険を伴います。冬タイヤで走行する時も、橋の上やトンネルの出入口は特に凍結しやすくなりますので、十分に注意して走行するようにして下さい。また、昼間は濡れているだけで凍結していなくても、夜は部分的に凍結する可能性があります。昼間と夜の路面状況の変化もしっかりと確認した方が良さそうです。平野部では雪の降る可能性は低いですが、今日と比べて最高、最低気温ともに低くなる見込みです。今日よりもさらに1枚多く着こんだり、厚手の上着を用意するなどして風邪など引かないよう、寒さ対策をしてお過ごし下さい。