7月末、フリーキャスターの丸岡いずみさん(51)は9年間在籍したホリプロを退所し、さとう珠緒らが所属する「シンクバンク」へ移籍すると発表した。移籍を報告したツイッターの文面には「心機一転」「新生丸岡いずみ」という言葉が並んだ。丸岡さんは日本テレビのキャスター時代に「奇跡の38歳」と称されるなど人気を博し、2012年にフリーに転身した。一方で私生活では結婚、代理母出産、離婚を経験。メンタルの不調にも悩まされるなど、激動の40代を過ごした。今回、仕事を再始動するにあたり、4歳になった息子ととの生活や今後のキャリアなどを語ってくれた。
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取材現場に現れた丸岡さんは、黒のロングスカートに白のブラウス。黒と白――心機一転の気持ちの表れだろうか。まずは事務所を移籍した心境を聞いてみた。
「以前の事務所は、元夫もいますし、新鮮な気持ちで仕事を再開するなら、やはり事務所も変えてイチからやりたいと思いました。ただ私の人生はジェットコースターみたいに浮き沈みが激しいので、これからも何か起こるかもしれません(笑)。それでも今は未来の夢に向かってワクワクしています」
丸岡さんは2012年8月、映画コメンテーターの有村昆さん(46)と結婚。フリー転身後は、有村さんと同じ事務所に所属していた。2018年には長男も誕生したが昨年5月、写真週刊誌が有村さんの不貞行為疑惑を報道。大きな騒動となり、昨年7月に協議離婚した。
丸岡さんは不妊治療の末、18年1月に冷凍保存した受精卵を移植し、ロシアの代理母出産で長男が誕生した。現在、長男(4)の親権は有村さんが持っている。
「離婚したとはいえ、子どもに対しては最優先で考えています。毎週末ではないですが、週末は子どもと一緒に過ごすことが多いですね。子どもとは直接連絡ができる環境なので、『あと5回寝たら、ママが迎えに行くからね』などと伝えています。そうすると、カレンダーが1日過ぎるごとにバツを書き込んで、バツが5個たまったら、明日は迎えに来てくれるんだなってわかるみたいです。早めにひらがな、カタカナ、数字が読めるようになってくれたので、コミュニケーションがすごく取りやすい。私の名前の『いずみ』も読めるんですよ」