沢口といえば、後に長澤まさみや上白石萌歌などを輩出する「東宝シンデレラオーディション」の第1回グランプリを獲得したことは有名だろう。

「グランプリとなった年に、武田鉄矢さん主演の映画『刑事物語3 潮騒の詩』に出演し、女優デビューを飾るとともに挿入歌『潮騒の詩』で歌手デビューも果たしました。さらに、映画『ゴジラ』で第9回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞します。その後、NHK連続テレビ小説『澪つくし』でヒロインを演じてさらなる人気と知名度を獲得。東宝シンデレラということで、デビュー当初は東宝作品を中心に活躍していましたが、その後はそうした枠にとらわれず、さまざまなドラマや映画、舞台で活躍しました」(女性週刊誌の芸能担当記者)

■プライベートでは変装しない

 年齢を感じさせない若々しさが注目されることも多い沢口だが、昨年8月に放送された「帰れマンデー見っけ隊!! 3時間SP」(テレビ朝日系)では、「めるる」こと生見愛瑠から、めるる自身が考案したポーズ“はっぴーす”を「一緒にやって頂きたいなって。全然はやってないんですけど……」とお願いされ、「いいですよ」と快く引き受けていた。演技やルックスだけでなく、そうした嫌みのない人柄も好感を持たれる理由だろう。

「沢口のモノマネで知られるお笑いタレント・メルヘン須長に対し、『確かに私が聞いても似ている』『少し(声が)高いんですよね、私』と、4月に放送されたバラエティー番組でモノマネにお墨付きを与えていたのも印象的です。そうした大女優としての余裕も魅力の一つだと思います。あれだけの美貌を誇りながら、長年浮いたうわさがほとんどなく、私生活はミステリアスな印象がある沢口さんですが、昨年9月のインタビューでは、自身の健康法としてウオーキングを挙げ、スーパーへ買い物に行くときも、車や自転車ではなく散歩がてら歩いて行くと告白。リュックを買って、それを背負って行くそうです。また、『プライベートでは変装しない』と、以前バラエティー番組で明かしていたのですが、街中で『沢口靖子さんですか?』と声を掛けられると『はい、そうです』と笑顔で答えているそうです」(同)

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